不眠症Q&A
不眠症関連でよくある質問と回答①
Q 最近、ニュースや医療番組などで猫背やスマホ老眼など聞きますが、不眠症や睡眠障害というワードが耳に入ることが多くなってきました。自分自身も最近不眠症なのかなと感じることが多くなりました。不眠症について具体的なことを教えてください。
A 不眠症とは睡眠障害の代表格と言われ、現在、日本人で5人に1人の割合が不眠症患者と言われる程国民病とも言われています。
不眠症が起きると日常生活に影響を及ぼし、イライラや不安感が大きくなり、学業・仕事・スポーツでミスを引き起こします。
余談ですが、不眠症の影響で経済損失は15兆円に及ぶほど深刻なものになります。不眠症を放置しておくと、うつ病、高血圧、糖尿病、認知症、心臓病などを引き起こす症状になります。
不眠症は様々な条件で発症するので、当院では患者様に合わせて施術を行っていきます。
不眠症関連でよくある質問と回答②
Q 不眠症については分かりましたが、どうして不眠症が起きてしまうのかが、まだよく分かりません。スマホやテレビの見過ぎや身体をあまり動かさないとうまく眠れないことが多くなることは分かるのですが、それ以外にも不眠症の原因はあるのですか？
A 不眠症の原因は様々ですが、時差ボケや気温・騒音・明るさなどの環境で眠れなくことは少なくありません。近年、不眠症はスマホやテレビなどディスプレイ映像の見過ぎやストレスなど精神的要因が影響して、眠りにくい人が増えています。スマホやテレビを見過ぎると緊張する交感神経を働かせてしまい、寝ようと思っても寝られないことが起きてしまいます。
他にも会社・人間関係などの仕事関係でストレスを溜めてしまうと不眠症の原因にもなります。ストレスが蓄積すると、身体の働きを調整してくれる自律神経が乱れてしまいます。自律神経が不安定になると交感神経が優位に働き、身体と脳が緊張状態になり、夜眠りたくても眠れない状態になります。
この状態が続くと脳と身体が休まらず不眠症が悪化していく原因にもなります。
不眠症関連でよくある質問と回答③
Q 不眠症は寝つきが悪いや熟睡できないといった症状を聞くことがあるのですが、日常生活でも影響を及ぼす症状も聞いたことがあります。不眠症の中で最も多い症状など不眠症の症状を詳しく教えていただいてもよろしいですか？
A 不眠症は頭痛・目眩・倦怠感・(集中力・記憶力・注意力)低下・イライラ感・日中の眠気など様々な症状を招いてしまいます。
不眠症は大きく分けて四種類あり、『入眠障がい・中途覚醒・熟眠障がい・早期覚醒』に分類されます。『入眠障害』は一番多い症状と言われており、ベッドで寝ても寝つけなくて一時間以上眠れないものになります。
『中途覚醒』は寝ても途中で目覚めてしまう症状で何度も起きるから熟睡できないと言われています。
『熟眠障害』は睡眠時間多いが浅く眠りで熟睡できないタイプです。
『早期覚醒』は朝早く目覚めてしまい、そこから眠れず、起きてしまう症状です
不眠症関連でよくある質問と回答④
Q 不眠症の症状の緩和、もしくは治すためにはどうすればいいですか？薬を使うとか病院に通って治すこともできると思うのですが、自分でできる不眠症を軽減させる方法はありますか？日常生活の中でできる工夫があれば教えてください。
A 不眠症の施術は患者様が何故不眠症になったのかを理解し、施術していかなくてはなりません。
例えば、生活習慣が悪いため眠れない方へは、生活スタイルの見直しをすることをアドバイスします。朝起きたら日光を浴びる・寝る1時間前はテレビを見ない・適度な運動を心がけるなど生活中で取り入れていきましょう。
仕事などでストレスが溜まってる場合は発散させなくてはなりません。ストレスが溜まると自立神経が乱れる原因となります。趣味・友人と遊ぶ・旅行に出掛けて、気分を変えてリラックスしましょう。
当院でも様々な施術メニューをご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
不眠症関連でよくある質問と回答⑤
Q 睡眠時間を多く確保しているのですが、朝起きた時、熟睡できた感覚が少なくて、最近だと日中眠気があり、仕事に集中できなくて大変です。この悩みを解決するためには、質の高い睡眠をしなければならないと思います。何か対策はありますか？
A 良い睡眠を摂るためには、怪我や病気以外だと、生活習慣を変化することで質が高い睡眠ができます。
睡眠を良くするためには下記の条件が必要になります。
・就寝3時間前に食事を済ませる
(寝る前に胃に食べ物が入ると交感神経を興奮させてしまい、結果寝つきが悪くなってしまいます。)
・就寝1時間前はスマホ・テレビを控える
(スマホなどのディスプレイ画面を見てしまうと睡眠を促すメラトニンが分泌されず、眠れなくなってしまいます。)
・朝目覚めたら、日光を浴びる
(日光を浴びたら、メラトニンが産生され、睡眠を取るためには大切な行動になります。)
・日中は適度な運動をする
(適度な運動で疲れた身体は睡眠を送る上で大切な行動になります。)
・就寝前はカフェインを控える
(カフェインは脳の働きを活性化する効果があり、接種してしまう睡眠の質を下げてしまいます。)
ぜひ一度お試しください。
