悩みタイトル

長時間の歩行や座りっぱなしがつらい
足の付け根に痛みを感じるようになった
靴下を履くのが困難になった
股関節がスムーズに動かせない
膝の痛みや腰痛、臀部の痛みがある

変形性股関節症に悩む多くの方にこうした症状がみられます。

悪化してしまうと股関節が動かすのが困難となり、全身の筋力が低下していきます。
高齢の方の場合、寝たきりになってしまうケースもあります。

変形性股関節症に対する当院の考え

当院の考えとして、寝ながらのスマホ操作や勉強、長時間の立ち仕事、デスクワークなどで前かがみの姿勢(猫背姿勢)をとっている方が多いことが分かります。
これにより、身体のバランスや姿勢が崩れ、正常な姿勢を保つのが難しくなるため、骨盤や足の歪みが引き起こされる可能性があります。

また、足を組む動作をしている方も少なくありませんが、これはO脚やガニ股などの悪い姿勢に繋がる可能性があります。

こうした猫背のような姿勢や足を組む姿勢は、身体へのバランスに影響を与え、筋肉に負担がかかることがあります。その結果、柔軟性が低下してしまうことがあります。
硬直した筋肉を改善し、柔軟性を向上させることが大切です。

変形性股関節症を放っておくとどうなるのか

変形性股関節症を放置してしまうと、長時間の歩行や座りっぱなしの際に太ももの付け根に重だるさを感じたり、和式トイレ使用や正座が難しくなったり、爪切りが手間取ったりすることが多くなります。また、夜間に痛みが現れることもあります。

症状が進行すると、重だるさだけでなく痛みも発生し、安静にしていても常に痛みを感じるようになります。このような状態では、日々の生活がますます困難になるでしょう。

こうした症状が悪化する前に、適切な対策を取ることが大切です。
適度な筋力トレーニングやジョギング、姿勢の改善などを取り入れることで、症状の軽減が期待できます。

変形性股関節症の軽減方法

変形性股関節症の軽減方法には、温熱療法と運動療法が基本となります。

まず、温熱療法を活用して身体を温め、血行を促進することが重要です。
変形性股関節症の方々は、筋肉の適切な使用が難しくなり、硬直して血行が悪くなることが多いです。そのため、身体を温めて血流を改善することが必要です。
血行が良くなると筋肉が柔軟性を取り戻し、動きがスムーズになり、歩行の負担も軽減されます。

運動療法においては、軽いウォーキングや股関節に負担の少ない水中ウォーキングなどがおすすめです。適度な運動を取り入れることで生活習慣の改善も同時に行えます。
ただし、強い痛みを感じる場合に過度な運動は控えてください。

変形性股関節症の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

変形性股関節症の軽減に効果的な施術メニューは、全身矯正、筋膜ストレッチ、骨盤はがしです。

・全身矯正
変形性股関節症の方々は大腿骨と骨盤の部分に痛みを感じることがあります。これは骨盤の歪みや体のアライメントの不調和によるものもあります。
全身矯正を行うことで骨盤の歪みや下肢の捻れを取り、痛みの軽減を図ります。

・筋膜ストレッチ
筋膜ストレッチは下肢中心にストレッチを行います。
変形性股関節症の方々は筋肉が硬くなり、可動域が制限されることが多いです。適切なストレッチによって筋肉の柔軟性を取り戻し、可動域を広げる効果が期待できます。

・骨盤はがし
骨盤はがしは骨盤周辺の施術を指し、周囲の筋肉や組織の硬さを取り除くことにより、歩行の快適さや可動域の向上を図ります。

当院では、お一人お一人の状態に合わせた丁寧な施術を行い、痛みの軽減とともに快適な日常生活を目指すお手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談ください。

その施術を受けるとどう楽になるのか

全身矯正を受けることで、上肢や下肢の可動域を広げる効果が期待できます。
骨盤や背骨、首の位置を調整することで、身体のバランスを元に戻し、施術後はすっきり感を得ることができます。
肩や足の可動性も向上して、歩行がスムーズになることが期待できます。

また、筋膜ストレッチも行うことで可動域が広がり、よりスムーズな歩行になります。
筋膜ストレッチを継続して行うことで身体の柔軟性が向上し、股関節の痛みが出にくい身体となることが期待できます。

さらに、骨盤調整を行うことで身体のバランスが整い、体幹の安定性が向上します。これにより、身体を正しい姿勢で使用できるため、痛みが軽減されやすくなります。

軽減するために必要な施術頻度は?

痛みの強い時期では、毎日の施術がおすすめです。

痛みが軽減されてからは、1ヶ月から3ヶ月程度の間に週に3回から4回の施術が必要です。

症状が安定するにつれて、3ヶ月から半年の期間では週に2回から3回の施術に変更し、さらに半年から1年を経る頃には週に1回の施術に変更して経過を確認していきます。

1年を過ぎた段階では、メンテナンスとして月に2回から3回の施術をおすすめします。
これにより、症状の再発を予防しながら、良好な状態を維持していくことができます。