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こんなお悩みはありませんか?

背中の痛みイラスト

急に重いものを持とうとした(持った)、重い台車を押したなどの時に背中に違和感がある

長い時間座った状態や横になった状態から立とうとした時に背中に張った感じがある

普段姿勢が良くないから良い姿勢を保ちたいと背筋を伸ばしてみるが、良い姿勢を保つのが難しいため結局自然と楽な背中を丸める姿勢になってしまう

スマホやパソコンを長時間同じ姿勢で使用し続けていると背中に張った感じが出てくる

朝起きたら寝違えたみたいに背中の筋に痛みを感じる

背中の痛みで知っておくべきこと

背中の痛みイメージ

背中が痛む原因な大きく分けて4つに分類されます。

1つ目は神経疾患によるもので、背中の骨がずれたり緩んだりすることで背骨の間を通っている神経を圧迫して痛みを生じます。

2つ目は心因性によるもので、これはストレスの原因になったりします。

3つ目は運動器疾患によるもので、筋肉のこわばりが原因で痛みが生じ、転んで怪我をしたり、ぎっくり腰を起こしたりといった場合にこれが当てはまります。この運動器疾患によるものが背中の痛みの原因として一番多いと言われています。

4つ目は内臓疾患によるもので、医学的に緊張性が高く、いろいろな患者様があてはまると考えられています。

症状の現れ方は?

背中の筋肉がパンパンに張っていたり、背中がずっしりと重かったり、痛みが生じることがあります。日常生活を送る中で背中の痛みや違和感を放置すると、症状がさらに進行し集中力の低下や動作の制限などが生じて生活に支障をきたすことがあります。

また、背中の痛みの背後には思わぬ病気が隠れている場合もあります。急に背中が強く痛むようになったり、手にしびれがある、痛みが3ヶ月以上続く、または悪化する、改善しない、体重の減少などの症状が現れる場合もあります。このような背中の痛みや症状がある場合には、適切な医療機関を受診することをお勧めします。

その他の原因は?

背中の筋肉イメージ

背中の痛みの原因には様々なものがありますが、特に多いとされているのは筋肉疲労やこりです。

背中の痛みにつながる筋肉の疲れは、スポーツや筋トレ、肉体労働だけでなく、日常生活の中で行われるNG行動によっても蓄積されることがあります。例えば、姿勢の悪さや首に負担をかける枕の高さ、寝ている時の姿勢、スマートフォンやパソコンを使用する際の姿勢、運動不足、ケアをせずに過度な運動をすること、喫煙習慣などが原因となり、背中だけでなく首や周りの筋肉に影響を及ぼすことがあります。

背中の痛みを放置するとどうなる?

背中の痛みは主に背骨に障害がある場合に生じることが多いです。放置していると、歩けなくなるなど重症化する可能性があります。

背中の痛みを放置すると、背骨や骨盤、背中の筋肉への負担が繰り返され、慢性的な痛みへと進行することがあります。少しの作業で背中に張りや痛みを感じるようになり、ストレッチなどのセルフケアを行っても痛みが軽減しないばかりか、頭痛や吐き気を伴うこともあります。

高齢者の場合、骨がもろくなり骨折しやすくなる骨粗鬆症により、背骨がつぶれる圧迫骨折を引き起こすことがあります。このため、寝たきりになる可能性が高くなるため注意が必要です。

当院の施術方法について

紹介イメージ

背中の痛みに対して効果が期待できる施術メニューは、《猫背矯正》と《肩甲骨はがし》です。

《猫背矯正》
背中に痛みがあると、姿勢が悪化し前傾姿勢になり、倒れないように腰や背部の筋肉に負担がかかります。猫背矯正を行うことで、筋肉や関節を正しい位置に戻し、背中を伸ばした姿勢が維持しやすくなります。それにより、背中の筋肉への負担の軽減が期待できます。

《肩甲骨はがし》
肩甲骨には6つの動き(肩甲骨同士を寄せる内転運動、逆に離す外転運動、肩を上げる挙上、肩を落とす下制、腕を挙げる上方回旋、腕を下げる下方回旋)があります。肩甲骨はがしを行い、これらの動きがスムーズになることで頚部、肩部、背部の張りが緩和され、背中の痛みの軽減が期待できます。

改善していく上でのポイント

1.長時間同じ姿勢でいない
→1時間に1回は休憩をして体を休めましょう。

2.物を持つ時の姿勢
→床や下に置いてあるものを持ち上げようとするとき、しっかりと膝を曲げると背中への負担が減りやすくなります。

3.毎日負荷の少ない程度の運動
→通勤通学や買い物など少しでも歩くことで、筋力がつき、姿勢がよくなり、背骨の安定性が期待できます。

4.温める
→急性的な痛みではなく慢性的な痛みであれば、温めのお風呂やカイロ、蒸しタオルなどで温めることにより筋肉が緩みやすくなり、神経の圧迫の減少に効果が期待できます。